うどんや太門で愉しむ日本酒とすだちころ

乾杯の数だけ天使が舞い降りる。

乾杯の数だけ幸せがある。

7月某日。

ひょんなことから知り合いになった人生の先輩が「太門へ行きたい」とおっしゃっていたので、それなら僕に是非アテンドさせてください!ということで予約を取って(有給休暇もちゃっかり取って)うどんや太門へ行ってきました。

名古屋千種区は今池駅から徒歩1分、駅から歩くと「あれ?ちょっと暗い路地を入るのだな」と思っていると「あれ?なんかスタイリッシュな見た目のどうやら飲み屋みたいなのがあるな」というお店が「うどんや太門」になります。入店前からすでにエンターテイメントは始まっております。

先日、オープン4周年だった太門さん、某なんとかログのランキングも上位かつTOP5000の殿堂入り、今池ではすっかり顔となり、予約必須の人気店にもなっています。運が良ければ予約なしでも入店できますが、運が悪いとかなり待つことになりますので、大切な人との席でしたら予約をおすすめいたします。18:00と20:30の二部で予約が可能です。

入り口には暖簾がかかり、左手の引き戸をガラガラと開けてお店に入ります。

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写真を失念しましたが、まずはサッポロラガー、赤星の瓶で乾杯の鐘をりんりんどんどん。うどんや太門さんはカテゴリ分けするなら「うどん屋」ではなく「酒場」になります。うどんだけ食べたいというのも、応対してくださるかもしれませんが、流儀としてはドリンクオーダー必須とお考えください。お酒が苦手な方のためにノンアルコールメニューもあります。

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つきだしは野菜のプレート。この日は、サラダ、ナスのトマト煮、こんぶ佃煮、野菜スティック(すべて勝手に命名)写真が見切れてますが、野菜スティックには味噌ディップが添えられています。ローテーションでたまに入るニンジンのマリネ(勝手に命名)がすごく好きだったりしますがこの日は入ってなかったですね。

で、このつきだし、いつも野菜が中心なんですが、なんでも食べ手の体を考えてのことだとか。「日本酒」に「うどん」じゃあねえ、「お米」に「小麦粉」でしょ?炭水化物ばっかりでしょ?糖分取りすぎになっちゃいますからねえ。そういえば、うどん県の香川県は、糖尿病受療率が全国ワースト1,2を争うらしく、また野菜の摂取量も全国ワーストなんだとか。え?香川県の話だから関係ないって?愛知県は小麦粉の消費量が全国1,2を争うんですってよ。皿の上で表現されていたのは食べ手への愛情だったのですね。心遣いも味わいたいものです。

とは言え、話が弾めば、酒もまた進む。ということで、つきだしを食べきらないうちに日本酒へシフト。僕も先輩も3種の利き酒セットをオーダー。

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日本酒は常時7種類。ここから好きな3タイトルをチョイス可能。どれかが空になったら新しいものが開封されます。スタッフで「のみものがかり」の安西くんへ好みを伝えれば、7タイトルからお好みに近い3タイトルをチョイスしてくれます。

僕は太門さんきっかけで日本酒を愉しむようになってしまって、他店でも日本酒を楽しめるようになったのですが、初めて日本酒を楽しむ場合は、最初のほうはおまかせで3種類チョイスしてもらうのがいいと思います。もしくはジャケ買いもオススメですね。ボトルのラベルが気に入ったとかそんな理由でいいと思います。

慣れてきたら、以前飲んだこれが好きだったんだけど、それに近いやつある?とか過去に飲んだ銘柄を伝えると、だんだん好みに近いものがチョイスしてもらえたり、自分でチョイスできるようになってきます。いろいろ楽しんで是非あなた好みの銘柄を見つけてください。

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僕は甘いのやフルーティのが好きなので、この3種類になりました。村祐はまるで古酒のような香りと甘みでたまらんかったです。

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先輩のチョイスはこちら。どれも飲んだことがない銘柄だったようで喜んでおられました。ちなみに利き酒セットは日本酒だけではなく、ワイン、ウィスキー、焼酎のチョイスも可能のようです。

お互いのチョイスを飲んだり、飲んでいただいたり、やったりとったりやってましたら、次々とオーダーした料理が到着し始めました。今回のオーダーは先輩が僕に任せてくれたので、僕の中での定番メニューをチョイス。まずは日本酒によくあう浅漬けが到着。

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あっさりで優しい味付け。日本酒がどんどん進みます。

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どて煮。トロトロのどては甘めの味噌で味付け。先輩もうまいうまいと言ってくださって、こちらも思わずニンマリ。

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奥三河鶏のとり天。3個ベースで1個単位で追加も可能。4つオーダーで仲良く2つずつ。衣のコショウがアクセント、塩も添えられていますが、つけなくても十二分に旨いです。でも、日本酒よりはビールのほうがあうかもですね。。。ミスチョイスやったかな。。。

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そうは言っても、話が弾めば、お酒もまた進む(2回目)日本酒を追加オーダー。たまたま先輩が大好きな白老(夢吟香 しぼりたて生酒)がラインナップに加わったので、開封したてを2杯オーダーして、ふたたび乾杯の鐘をりんりんどんどん。

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揚げ出し豆腐。先輩が「とにかく出汁が素晴らしい」と大絶賛。盛りを少し多めにサービスしてくださいました(ありがとうございました)豆腐は2種類、この日はとうもろこしと絹ごし。野菜もたっぷりです。

さて、だんだんと仕上がってきましたので、2件目の前に〆のうどんといきましょうか。

太門さんは麺打ちのスペースがお店の真ん中にあり、注文を受けてから麺打ちと機械切りをやるので、タイミングが合うと席から麺打ちと切りをライブで楽しめます。この日はたまたまその様子がよく見られるVIP席(勝手に命名)に席を通してくださって、料理と日本酒を愉しんでている最中に、麺打ちも機械切りもライブで楽しませていただきました。

ちょうど一反木綿のような麺を切っておられたので「きしめんはあの細いほうの棒で伸ばすんですよ」「機械切りは麺の幅が簡単に変えられないので、きしめんはああやって包丁で切るんですよ」「ああやって上のほうから伸ばした生地を流し込むんです」だんだん酔っておりまして、興味深く店主の手元を見る先輩の横で、見れば分かる下手な解説で邪魔してしまいました(ご麺なさい)

なお、うどんメニューは注文を受けてから作り始めるので、場合によっては注文から30分以上かかるときがあります。早めに麺をすすりたいなら、ファーストオーダーでうどんも一緒に注文するとスムーズかもしれません。

誰かを初めて太門をお連れするときに、必ず食べてほしいと僕がオススメしているのは「すだちコロ」なので、今回も先輩へはすだちコロを召し上がっていただきました。

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冷たいお出汁のかけうどんの上には小宇宙のように盛りつけられた、すだちのトッピング。柑橘の味と香りが出汁に溶けだし、呑んだ後や暑い季節にとてもさっぱりといただける一杯。

「ここのお出汁は名古屋式と讃岐式のダブルスープなんですよ」とか「醤油は名古屋の帝国醸造というところの醤油なんですよ」とか「今日のはどうか分からないんですが、基本的には愛知県産のきぬあかりという小麦粉を使っているんですよ」とか、これまで聞いた話をうろ覚えのまま、とにかくうるさくしゃべる私を横目に先輩はもくもくと食べてくださるのでした(はい、酔ってました。ご麺なさい)

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僕がオーダーしたのはいつものコロ。シンプルな見た目がいいですねぇ。

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太門さんの麺は芯はしっかりしているけれどもしなやか、口当たりもふわりとやわらかですが、噛むときにしっかり噛みごたえも感じます。お出汁が麺によく絡んでいるからかもしれませんが、コロで味わうと特に旨みが前に出てきます。少し細めの麺なので、呑んだあとでも食べ疲れを感じない気がします。お出汁もきっちりいただき、ごちそうさまでした。

お店をあとにしたのは22:00過ぎでしたが、その間お店はずっと満席状態。時間のない中、ご主人がお店の外までお見送りしてくださいました。お心遣いに感謝しつつ、意気揚々と二件目へ移動しました。

日曜・祝日のみ休みから日月祝休みへ変更されたので多少は休んでおられるとは思いますが、連日盛況でお忙しい毎日かと思います。これからも体に気を付けて我々を楽しませてください。

話の〆はやっぱりこれで。

ありがとうどん!

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