大野屋(一宮市)駄菓子屋で楽しむお好み焼きと焼きそばとかき氷

2016年7月末。

濃い濃い面子で敢行中の岐阜~一宮ツアー。面子は「うどんや太門」店主の衣笠さん、きしめん屋「三浦屋」店主の三浦さん、ブログ「yfc-korogi」のKorogiさん、麺界隈の重鎮アイロンさん、そして僕の5人。平均年齢40うん才。

さて、岐阜の手打ちうどん店「角浅」さんを出た後で、2台の車で何故か二手に分かれて移動。車で走ること約15分。おそらく目的地らしきところへは付いたのですが、どう見ても田舎の細い道が続くばかりでして。。。

「この辺なんだけどねぇ」「何もないですねえ」「あ、あれじゃない?」「お!お?おお~」

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もう外観から一目惚れ。トタンで囲われた昭和の家屋風の建物は、おひさまに照らされて輝きを増しております!うわっ、氷の旗暖簾もかかっているじゃないですか!

今回の舞台はうどんや太門の衣笠さんが行きたいと懇願しておられて、麺店珍道中の行程に組み込んだ「大野屋」さん。お好み焼き屋さん、と言いますか、僕らが小さい頃に近所に一つはあった駄菓子屋さんですね。なんでしょうか、この胸が熱くなるような存在感、入店前からわくわくが止まりません。

お店の横には家一軒ほどの敷地の駐車場があります。もう一台の車の到着を待ち、5人でいざ入店。入店前はみなさん外観に惚れ込んで写真を撮りまくりです。

ガラス戸をガラガラとあげると、目の前に広がるのは、ひしめきあうように陳列された駄菓子の数々。ああ、懐かしい。絵になりすぎているその舞台に息を飲むおじさん5人。20円くらいもらって、何個買えるか自分で計算しながらいろいろ楽しんだあの頃へ一気にタイムトリップ!

入り口右手のレースの暖簾をくぐるとそこにはこじんまりとした飲食スペースが。お好み焼きを世話しなく焼くお母さんとその娘さんかな?おふたりから「いらっしゃい」と声をかけてくださいました。店内にはご近所さんと思しきご家族連れが。僕らを見てすぐにお母さんとのおじゃべりをやめて「そろそろ行くわ~」とお店を後に。日曜日の昼下がり、こちらのお店のいつもの光景なんでしょうか。憩いの場を乱しちゃったかな。話の邪魔をしてごめんなさいね。

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壁にはお子さんのものかな?色褪せ始めた写真を差し込んだ賞状入りの額縁が誇り高く天井近くに沢山飾られています。座った視点にはどなかたかのサインやカレンダー。その間、座ると少し見上げるような位置に、黄色の短冊に大きな文字でメニューが掲げられています。

メニューには氷菓子・お好み焼き・焼きそばの数々が。価格はまるで昭和のそのまんまプライス!200円台のかき氷から、一番高いのでも660円の焼きそばだったり。今日はどれにしようかな、明日はどれにしようかな。あ、明日は来れないや。今日は母ちゃんからいくらもらったんだっけ?あといくら使えるんだっけ?ポケットに手を突っ込んでお金を数えたあの頃が懐かしいですね。今となってはいくつ頼んでも問題ないのです。私も大きくなりました。働いたお金で自分のものを買っています。そして歳をとっていきます。

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この後も食べ歩くので、みなでシェアしようということで、まずはかき氷を3つ注文。手前からミルク、レモン、宇治だったかな。みなで順番に氷を食べながら、アイロンさんと太門さんが駄菓子フロアへ移動、娘さんへのお土産として、小さいかごを手にあれやこれや次々とお菓子をかごに入れていきます。その楽しそうな表情は、垂らした鼻を袖でぬぐっていたあの頃そのもの。こちらが少々汚い言葉で揶揄しても、ガラス越しに妙に嬉しそうな笑みを浮かべて、買い物を楽しんでおられるおふたりが印象的でした。

この間もお店の電話は何度も鳴っています。お好み焼きや焼きそばの電話注文のようですね。お店のお母さん、何か何個で何分かかると伝えながら、手際よく焼き続けています。忙しそうだったから、こちらから声はかけなかったのだけれども、いろいろお話聞きたかったなぁ。

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駄菓子フロアのおふたりが、山盛りに駄菓子を詰め込んだ小さなカゴを手に風呂上りのような満足した表情で戻ってくる頃、注文した焼き物が到着。エビ・イカ入りお好み焼きと肉入り大盛焼きそばだったと記憶しています。お水をいただき、他愛のない話をしながら、お母さんが作ってくれたお好み焼きと焼きそばに舌づつみ。

う~ん、素朴で美味しい!お好み焼きはイカ・エビがたっぷり。焼きそばは肉がたっぷり。嬉しいなぁ。美味しいなぁ。まるで夏休みだなぁ。勉強なんかそっちのけでカブトムシばっかり追いかけていたっけ。味そのものに特徴はありませんがそれでいいんです。ここで食べられていることそのものが特別なのですから。

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飲食フロアからは写真のようにガラス越しに駄菓子フロアを臨めます。もうそれだけで十分に楽しいですね。カフェしながら自転車工房が臨めるEarlyBirds Breakfastにも近い雰囲気だな。いや、近くはないのか。僕が勝手に近づけているだけだな。

何を入れるの分からないサイズの岡持ちがディスプレイされていました。ご一緒した三浦さんによると「かき氷専用の岡持ち」なのだそうです。4つ~6つくらい入りそうですね。最盛期にはこの岡持ちが大活躍したのでしょうか。ん?でも、とてもきれいに手入れされているような状態にも見えますね。もしかしたら現役なのかもしれません。

すっかり食べ終わり、余韻に浸っていると、ベビーカーに乗せられてお母さんと一緒にご来店されたのは小さな小さなお客さま。レモンのかき氷をひとちゅご注文。20代前半と思しきお若いお母さんには、このお店がどんな風に映っているんでしょうか。時代が変わっても、変わらない佇まいのお店で、地元の方が普段使いされていらっしゃる光景を目の当たりにすると、なんだか嬉しい気持ちになってしまいました。

お会計は駄菓子とあわせて合計2500円ほど。山盛りの駄菓子の内訳は400円くらいだったようです。お店を出るときに入店された、注文のお好み焼きを取にいらした年配の女性と少し会話を交わしてお店を後に。

数え切れないほどの駄菓子を鑑賞しながらいただく、かき氷・お好み焼き・焼きそばで気分はすっかりセピア色。土地勘のない人間がわざわざ足を運んで出かけると、地元のお客さまの邪魔をするようで申し訳なくもありますが、あの頃の懐かしさに浸りたい40代以上のみなさんへオススメしたいアミューズメントパーク、それが「大野屋」さんでした。お邪魔いたしました、どうもごちそうさまでした!

珍道中の一軒目は角浅さん。

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さて、三軒目は一宮ノスタルジック麺類食堂の代表選手のところへ!

以下、食べログ店舗情報です。

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