森田屋で食べる幅六冷やしきしめん(第2回きしころスタンプラリー)

8月某日。

第2回きしころスタンプラリーに参戦中。参加店は全部で25店舗、各店舗もそろそろお盆休みに突入するところも多くなりそうで、いやはや、8月31日までに全店舗制覇は厳しそうですねえ(;´д`)ぼちぼち行きましょう。

9件目は8件目のひらのや赤塚本店さんから歩いてすぐの「森田屋」さん。インターネット情報によると創業1888年。なんて末広がりなオープニングなんでしょうか!歴史のある老舗麺類食堂です、折り目をただして(Tシャツ姿でしたが)いざ出陣。

森田屋さんへは何度か足を運んではいますが、いつ行っても本当の本当に大繁盛。特に近隣のOL・サラリーマンの定番ランチのひとつなのかは分かりませんが、12時を回るやいなや、ものすごい勢いで席が埋まっていくのを目の当たりにしたことがあります。時刻は12時ちょっと前。よしよし、ピークタイムのちょっと前だから、席は確保できるぞ。

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暖簾をくぐると遠くから「いらしゃいませ~」と気持ちの良い挨拶が聞こえてきます。人数を伝えるとスムーズに席へと案内してくださいます。一面に四人掛けのテーブルが広がり、右手には座敷、左手奥がとても広い厨房、その奥にもテーブル席がいくつかあるようです。一軒家を改装したような作りの広々とした店内、張り出した存在感のある柱が歴史を感じさせます。なんとなく時代劇に出てくる城下町で賑わう茶屋のようでもありますね。(うーん、もうちょっと上手い表現が見つかるといいのだけれども)この雰囲気を味わうだけでも行く価値があるかもしれません。

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グランドメニューにはきしめんが掲載されていないのですが、テーブルには小さなカードサイズのきしめんメニューが置かれていました。きしめんは夏季限定なのかな。スタンプラリー推奨メニューから「幅六冷やしきしめん」を注文。

以下、インターネットで見た情報より。「幅六」とは通常の幅の六割のきしめんの意味とのこと。「はばろく」ではなくて「ふくろく」と読むのだそうです。「ふくろく」と言われてなぜか七福神の福禄寿が頭に浮かびました。きしめんを食べてご家族の幸せを。森田屋の幅六きしめん。

※「幅六」の読みも意味もお店の方から聞いた情報ではないので、何かの機会を見つけて実際に聞いてみようと思います。

【2016/08/12追記】
お店の方が「幅六」の読みについてわざわざご連絡をくださいました。
「はばろく」が正しい形とのことです。ご親切にありがとうございます!

さて、待っている間、以前と全く同じ光景を目の当たりにします。OL・サラリーマンのグループがどんどんどんどん入店して、あっという間にほぼ満席。おなじみのお客さんが多いのでしょうか、お店の方へ手で軽く合図して奥へ入って行かれるグループ、あいさつ代わりに会話を交わしながら席に着くグループ、どこが空いてるかなときょろきょろしながら、お店の方との無言のやり取りで座敷に座るグループ。実に気持ちいいくらいにあっという間に席が埋まっていきます。どちらかというと数人でやってくるお客さんが多いようですね。

人の流れと賑わう店内を楽しみながら待っていると注文の品が到着。

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幅六冷やしきしめん750円。涼しげなビジュアルがいいですね~。以前、別のお店の店主に聞いたのですが、名古屋では氷水に浸した麺の時に「冷やし」と名付けるのだそうです。名古屋市だと東区のとあるお店でも、瑞穂区のとあるお店でもこの状態で出てくるお店を知っています。でも、名古屋駅のスタンドきしめん店のように、いわゆるコロきしめんを「冷やし」と呼んでいるお店もあり、知りえる情報の中では「冷やし」の言葉の定義はいまひとつ定まりませんね。名古屋の一部地域だけでの呼び名なのかもしれません。

森田屋さんの冷やしきしめんは氷水というよりは氷の山にきしめんを座らせたような状態。水にさらしているよりもどこか迫力がありますね。このほうが水っぽくならないですし、ずっと冷たい状態で食べられそうです。口へ運んでさらに涼しくなりましょうか、いただきます。

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氷の上に腰かけていた、つやつやぴかぴかのきしめんは口角がぎゅんぎゅん上がっております。こんな暑い日だからきしめん君たちも冷たいほうが気持ちがいいんだよねきっと。〆られた麺はやはり強めの噛みごたえと爽快なのど越し。こりゃ暑い日には最高ですね!幅が狭いためとても食べやすく、本日二杯目のきしめんですが、するするするすると腹の中へ収まっていきます。

つけ汁は最初のほうは魚の味が前面に、冷たい麺をくぐらせるて食べ進めるとだんだんとつけ汁も冷たくなっていき、次第に醤油のきりっとした味わいが前に出てくる印象です。ほんのりと心地良い苦味を感じたのですが、これは魚でしょうか。甘さを感じない辛めのつけ汁、後口もすっきりでとても好み、薬味も入れず一気に完食。

食べ終わると同時くらいに、相席をお願いされました。もちろん大歓迎です!着席されたサラリーマンの方が恐縮されるので、なんだかこちらも申し訳なくて、すぐに席を立ちお会計へ。お店のお姉さん、会計しながら席の案内も忙しい。気持ちのいいくらいに繁盛しているフロアを横目にお店をあとにしました。

営業時間は15時までのようなので、もしゆっくりと食事を楽しみたいのであれば、遅い時間がいいかもしれません。次は初心に戻ってコロうどんがいいかな。コロうどんはですね、値段に見合わぬすごいボリュームなんです。あ、そうだ、カレー煮込みもいいなあ。森田屋さんのカレー煮込み、ちょっと特徴があってこれもまた好きなんですよね。冷たいきしめんの余韻と、これまでの思い出を楽しみつつ、どうもごちそうさまでした!

以下、食べログ店舗情報です。

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