Lokanta AYHAN(ロカンタ・アイハン)でラクを飲みトルコ料理にしたつづみ

乾杯の数だけ天使が舞い降りる。

乾杯の数だけ幸せがある。

7月某日。

友人が誕生日とのことで、夕方からぶらぶら飲み歩くことになりました。彼に会う前に「そういえば数年前、彼にトルコ料理のお店で誕生日のお祝いをしてもらったよな」と思い出しながら彼に会うと、彼も同じことを思い出していたようで、落ち合ってからすぐにお店へ電話。運よく席が空いていたので、19時3名で予約。仕事終わりの僕の相方ちゃんも合流して、3人でささやかなお誕生会を開催。

今回の舞台は「Lokanta AYHAN(ロカンタ・アイハン)」です。ロカンタはトルコ語で「食堂」の意味とのこと。直訳すれば「アイハンさんの食堂」でしょうか。

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地下鉄東山線伏見駅を降りて南下、御園座もやりすごして、しばらく歩いて路地に入り、さらに少し歩くと見えてくるのは、ぼんやりと光るフォークを持ったかわいい三日月。ロカンタ・アイハンのお店の看板です。カウンター数席とテーブル2の小さな隠れ家的レストランで、外から見える黒と赤のコントラストが素敵な店内はどこかワインバーのようでもあります。照明も少し暗めでムードもありますね。トルコ人のご主人と日本人の奥様のおふたりで運営しておられます。

中区のスポーツセンターへ行く時にたまにこの道を通るのですが、いつも繁盛していらっしゃいる様子。この日はホントにたまたま当日予約が取れました。友人が誕生日だったので、きっと神様からの粋な計らいなのでしょう。

本日の主役である僕の友人、実はこちらの店主アイハンさんとはずいぶん前からの顔見知り。奥様とも顔見知りのようで、あら、お久しぶり的な会話からスタート。友人とアイハンさんは千種区今池の旧ピアゴ(フードコードになる以前のピアゴ)で出店されていたころからの仲のようです。

主役が「あそこのケバブが旨いから」と言っていて、「伏見に店を出すんだって」という話をしてくれて、「なんか元気なさそうだったから」と僕を連れ出して誕生日を祝ってくれたのが数年前、そして、今日またこのお店で僕が彼を祝えるのはなんとも感慨深い話。

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はじめの乾杯、僕はエフェスピルスナー、相方はエフェスダーク、今夜の主役である友人はお店の奥さまオススメのラク特別バージョンで乾杯。彼が口をつけるやいなや「これ、おまえでも飲める」と言われて、僕にグラスを差し出します。ちょっと飲んだら、これは旨いぞ!ってことで思わずすぐにボトルを入れてしまいました。いいのいいの、だって今夜は、お祝いだもん。

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お店の奥さまが薦めてくださったお酒はラクのテキルダーNo.10。多分そんな名前のはず。うまい表現が見つからないんですが、ラクは歯磨き粉のような味のするお酒。僕はこの手の味のお酒、とても苦手なんですが、このNo.10は僕好みの甘みがとても強くて、あの苦手な臭いと味が爽快にすら感じます。思いのほかするする飲み過ぎてしまい、お店を後にする頃には大変に危険でした。

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ラクというお酒は、トルコの蒸留酒。お店のメニューによると葡萄のエキスとアニスの実からできるのだそうです。基本的に水割りでいただきます。水で割ると白く濁っていく演出も楽しいです。乳化するから白くなるんですよと奥様が教えてくださいました。白く濁る演出からトルコでは「ライオンのミルク」とも呼ばれているのだそうです。なんだか強くなれそうだ。

メニューには見たことのない料理の名前が並んでいますが、なんとなく想像つく説明書きもされていて親切。奥さまへ質問しても丁寧に答えてくださいます。めいめい好きなものを注文して、こんなものかなと思い「とりあえずこんな感じで」と伝えると、「3人ならもう少しボリュームあってもいいかもしれませんよ。サラダなんていかがですか?」とお店の奥さま。友人にお酒をすすめていた時もそうだったんですが、このあたりのさりげなくオススメしてくださる接客がとても気持ちが良く、印象に残りました。

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友人から聞いたのですが、お店のロゴ含めたイラストはすべて奥さまの作品とのこと。イラストレーターもされている奥さま、ロゴを使った可愛くてユーモアな演出がお店の随所に光ります。そういえば、ラクと一緒に出てきたウォーターボトルにもこのロゴが入っていましたね。

さて、私的な話が続いてごめんなさい。ここからは注文の品を到着した順にご紹介。

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お坊さんの気絶。大ぶりなナスに詰め物をした冷製の前菜。お坊さんが気絶するほど旨いということで付けたのだとか。ラタトゥイユのような詰め物がたっぷり。ボリュームありますが、重たくないのでもりもり食べ進められます。黒板メニューなので夏の限定かも。

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チョバンサラダ。羊飼いのサラダという意味だそうです。トマト、キュウリ、ピーマンなどをトルコのオリーブオイルと香辛料で和えてあります。お酢もいい仕事。あっさりかつスパイシーでこちらももりもり食べられる前菜。

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フムス。ひよこの豆ディップです。味付けはあっさりですが豆の味はかなり濃厚。つけあわせのきゅうり、もしくは自家製パンとともにいただきます。

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特筆すべきはこの自家製パン。小ぶりでボリュームはないのですが、表面はカリッとして中はふかふか、ほんのり甘くてすこぶる旨い!友人が「これだけ別オーダーで食べたい」と言うほどだったのですが、これはホント追加したい逸品。単品でも注文できるそうです。お店にワインメニューが豊富だったのももなんとなく頷けますね。

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イスケンデルケバブ。ドネルケバルのトマトソース&ヨーグルトがけ。肉は多分、鶏ですかね。前回おじゃました時にもいただいた逸品。そうそう、これを待ち焦がれておりました。スパイシーな肉にたっぷりのトマトとヨーグルトでさっぱりといただけます。

トルコ料理全般なのかこちらのお店の特徴なのか分かりませんが、全体的にあっさり目な味付けが多い印象。その分、素材の旨さをダイレクトに堪能できますし、沢山食べても不思議なくらいに胃のもたれを感じなかったです。それゆえに食べすぎてしまうのが玉にキズ。

案の定、お酒が進んで、料理もどんどん追加してしまいました。

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ひき肉のギョズレメ。薄焼きの生地がとっても香ばしくて、お酒がどんどん進む、大変にけしからん逸品。

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カヴルマ。香辛料の効いたラム肉のトマト炒め。緑の野菜は青とうがらしだったかな。他の料理に比べてこれは味が濃い目で香辛料も多めです。ラム肉の噛みごたえもいいですね~。ラクもぐいぐい、パンも追加で欲しくなっちゃいますが、もう一品追加したのでここは我慢。

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ラフマージュン。ひき肉ののった薄いピザを野菜と一緒にくるっと巻いていただきます。タコスのような味わいでもあります。薄いのだけれどなかなかのボリューム。最後に腹持ちの良いメニューが来て大満足のお誕生日ディナー。みんな、ありがとう!あ、主役は僕じゃなかった、誕生日は友人なのでした。あらためて、お誕生日おめでとう!

この日はこれだけ飲んで食べて合計16000円くらい。ひとり5500円くらいでしょうか。ラクをボトル入れなければもう少しリーズナブルに楽しめるかと思います。

落ち着いた店内は雰囲気も良く、接客もスマート、そして料理も美味しいロカンタ・アイハン。デートによし、友達とでもよし、仲間との会合でもよし、人を選ばす誰でも誘えそうですね。某SNSで紹介したところ、イスタンブールへ旅行へ行った女友達がさっそく喰いついてきました。次はもう少し大人数で出かけて、まだ見ぬいろんな料理をシェアしようかな。ということで、どうもごちそうさまでした!

※この後、酒の勢いでラーメンを食べに行ったのはどうか内緒にしておいてください。

以下、食べログ店舗情報です。

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